こんにちは、わいんごです。
以前に株と債券についてお話ししましたが、今回は私の具体的な投資方針についてお話ししたいと思います。
個別株とインデックス
以前にお話ししましたとおり、私の主な投資先は株式です。そして、株式の投資スタイルには個別株投資とインデックス投資の2種類があります。どちらも株式市場で利益を狙う手段ですが、リスクやリターン、運用の手間などに大きな違いがあります。
個別株投資は、特定の企業の株式を購入して、その企業の成長や業績に基づいてリターンを得る方法です。たとえば、トヨタ、ソニー、アップルなど、特定の企業の株式に投資することです。
対してインデックス投資は、特定の市場や経済全体の動向を表す株価指数(インデックス)に連動する形で投資する方法です。たとえば、S&P500や日経平均株価、ACWI(オルカン)などのインデックスがこれに該当します。
わたしは過去どちらの投資も経験しましたが、現在はインデックス投資のみを行っています。主な理由は2つあります。1つ目の理由は個別株式に比べてリスク(値動き)が小さいことです。個別株は1つの会社の株式のみを持つことになるので、大きなリターンが狙える一方で、何か問題が発覚すれば元に戻れないほど大きな下落をする可能性もあります。2つ目は、自動的に優秀な企業のみが投資先に残る仕組みとなっているからです。例えば&P500は、米国の株式市場で時価総額が大きい企業を選定しているため、ある企業の勢いが落ちてくるとその企業は投資先から外れ、別の勢いのある企業が投資先に加わります。株式投資は短期的な上昇・下落のタイミングを見計らうのは困難なので、長期的な上昇を狙うことが基本です。そして前述のインデックス投資の強みは長期投資と非常に相性が良いのです。
株式投資先の有力候補
インデックス投資を行う場合どういった銘柄に投資すればよいでしょうか?現在、特に人気があり、今後も持続的な上昇が期待できるものとしてS&P500とオルカン(ACWI)があります。どちらも株式市場の代表的な指数で、S&P500は米国の上場企業の中で最も大きな500社の株式パフォーマンスを測定します。オルカンは先進国(アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国など)および新興国(中国、インド、ブラジルなど)の株式市場を網羅しています。約50か国、約3,000銘柄の株式パフォーマンスを測定します。
投資家の間ではこの2銘柄のどちらがより優れているかと日々議論されていますが、どちらも長期的なリターンは期待できますので、個人の好みで選ばばよいかと思います。強いて私の好みを言うのであれば、新興国(特に中国)はその時々の政治方針によって株価が乱高下して安定感に不安があるので、S&P500の方が好きです。
わいんごの投資先
それでは、私がS&P500に投資しているのかといえば実はそうではありません。(正確には旧NISA時代に買ったS&P500がわずかにありますが・・・)
私の投資先としては、新NISA口座(=年間360万円×5年)でFANG+を買っています。そしてさらに余力があれば特定口座でレバナス(レバレッジナスダック100≒QLD)を買っています。
FANG+は、Facebook(現在のMeta)、Amazon、Netflix、Googleを始めとした10の主要テクノロジー企業に集中的に投資する銘柄です。
https://jp.tradingview.com/
レバナスは、NASDAQ100指数の日々の値動きを2倍にした銘柄です。NASDAQ100(ナスダック100)はアメリカの株式市場に上場している代表的なハイテク企業を中心とした指数です。
https://jp.tradingview.com/
私がこれらに投資をする理由は、アップルやグーグルといったハイテク企業の製品が好きだというのもあるのですが、過去の凄まじい株価上昇の実績があるからです。未来の株価がどうなるかは誰にも分かりませんが、過去の株価は比較することができます。
ただし、FANG+は、インデックス投資と言えども、投資対象を10社に絞っていますし、レバナスはレバレッジをかけているためノーマルのナスダック100に比べてリスク(値動き)は大きいです。大きなリターンを狙える一方で、大きな損失を被る可能性もあるため、投資する場合には取り扱いにはご注意ください。個人的にはまずはS&P500またはオルカンに少しずつ投資をしてみて、値動き(大きな下落)に耐性がついてきたらこれらに手を出してみるとよいかと思います。
皆様の投資方針の参考になりますと幸いです。
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